IFRAME−インライン・フレーム（枠）

　IFRAME要素は、別の文書を含む外部オブジェクトの封入のためにインライン枠を定義します。 IFRAMEは OBJECTの機能のサブセットを提供します； IFRAMEの有利な点は、インライン枠は他のリンクようのtargetとして作動することだけです。 OBJECTはIFRAMEより広くサポートされ、 IFRAMEと違ってOBJECTは、 HTML 4.0 Strictに含まれています。

IFRAMEのSRC属性は、フレーム内容の場所を提供します−−典型的にはHTML文書です。選択性のNAME属性はインライン・フレームの名前を特定し、 targetにそのフレームをリンクできます。

　IFRAME要素の内容は、設定していなかったりサポートしていないブラウザ用の代替として使われます。その内容は、 インラインかブロック−レベル要素からなり、そこで IFRAMEが取る要素の中にどんなブロック−レベル要素も許されるべきです。例えば、 H1の中のIFRAMEは H2は取れませんが、 DIVの中のIFRAMEはどんなブロック−レベル要素でも取れます。

　LONGDESC属性はフレームの内容の長い説明のある URIを与えます。これは組み込まれた対象についての十分な説明にとって特に有益です。 LONGDESCはフレームの内容を説明し、外部資源がリンクされていない場合IFRAME要素の内容は 代わりとして働きます。

以下に例をあげます：

<IFRAME SRC="recipe.html" TITLE="The Famous Recipe">
<!-- Alternate content for non-supporting browsers -->
<H2>The Famous Recipe</H2>
<H3>Ingredients</H3>
...
</IFRAME>

　WIDTHとHEIGHT属性は、インライン・フレームの次元（空間）を、ピクセル単位乃至は画面に対する割合として特定します。 FRAMEBORDER属性は、縁どりをするかしないかを特定します。初期値は1で縁どりをし、 0は縁どりをしません。 スタイル・シートで、縁取りの描写をより柔軟に指定できます。

　ALIGN 属性は、インライン・フレームの配置を特定します。その値は、 top・ middleそして bottomで、左か右に内容を囲んだフレームの位置を特定します。

　別のALIGN値、 leftとright、はフレームの迂回を特定します；フレームを左か右マージンに置き内容は迂回します。内容をフレームの下方に置くには、 <BR CLEAR=left|right|all>を適時使います。

　Cascading Style Sheetsの vertical-alignと float プロパティ（特有値）はインライン・フレームの配置により柔軟な方法を提供します。

MARGINWIDTHと MARGINHEIGHT属性は、インライン・フレーム内の左右や上下マージン（端）として使うのにピクセル数値を定義します。値は必ず1以上でなければなりません。

　SCROLLING属性は、スクロールバーをインラインフレームに用意するかどうかを特定します。初期値、 auto、は必要な時にだけスクロールバーを生成します。値yesは常時スクローツバーを与え、 値noは、内容全部を見るのにスクロールの必要がある場合でも、スクロールバーを与えません。値noは決して使うべきではありません。

その他の情報

• IFRAME in W3C HTML 4.0 Recommendation（日本語版）